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【2017/2/14 東京新聞 掲載】川崎中1殺害から2年 風化させず子を守ろう NPOがキャンペーン
2017年2月19日開催
第2回「いのちキャンペーン」~川崎から愛を込めて ~中1殺害事件から2年~
東京新聞に取り上げていただきました!以下 東京新聞(TOKTO Web) より
川崎市川崎区の多摩川河川敷で中学一年の上村(うえむら)遼太さん=当時(13)=が殺害された事件から二十日で二年になるのを前に、暴力のない社会を目指す認定NPO法人「エンパワメントかながわ」(横浜市神奈川区)が十九日、川崎区でキャンペーンを行う。同法人は「事件を風化させず、子どもたちを守りたい」と参加を呼び掛けている。 (山本哲正)
キャンペーンは、午前の部のシンポジウムを同区桜本の市ふれあい館で開く。同法人スタッフが「いじめ」を題材に寸劇を披露。その場に居合わせたり、相談を受けた大人に何ができるか考える。午後の部は、JR川崎駅東口広場で同法人の暴力防止活動をPRし、活動継続への寄付を呼び掛ける。
同法人は、劇などを通して人権を教え、いじめや誘拐、性暴力に遭わないよう呼び掛ける「CAP(キャップ)プログラム」といった参加型学習会を県内の小学校などで開催。上村さんの事件が起きた後は、対象として中学生に力を入れるようになり、本年度は市教育委員会の協力もあって市内四中学校で実施した。
同法人理事の浜谷典子さんは「事件から二年。CAPを受けて『自分も人に暴力をしてきたんだ』と気付いて告白した子もいた」と話し、「親ができないなら、地域の人で支える。子どもの話を聞いてくれる大人を増やしたい」と、キャンペーンへの意気込みを語る。
当日は、シンポが午前十時~正午で、申し込み不要。PR活動は午後二~三時。問い合わせは、同法人=電045(323)1818=へ。