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「デートDV白書 VOL10」発行しました
「デートDV白書 VOL10」チャット相談から見るデートDV の実態 ~自然言語解析による危険度の検証~
当団体の暴力防止の活動から見えてきたデートDVの実態を発信している「デートDV白書」。2022年3月にVOL10を発行いたしました。
命の危険度の査定を検証デートDV に特化した全国を対象とした「デートDV110 番」は、2020年9月からチャット相談を導入し、全国にいるリモート相談員が相談を受け付けています。
デートDV という暴力についての相談対応を行う中で、危険度について的確な査定を行うことは大変重要です。
相談記録において、相談員は相談者の命の危険度を1 ~5(命の危険度が最も低いものを1、命の危険度が最も高いものを5)に査定しています。
相談員が的確な査定を行うことができているかどうかを検証し、今後の相談員のスキルアップに活用するために、群馬大学との共同研究として自然言語解析を行いました。
その結果を「デートDV白書VOL10」にまとめました。仮想事例から解析結果を解説
本書では、まず、デートDV110番についての紹介から。これまでの相談件数の推移、相談体制、相談内容や相談者について。実際のチャットのやり取りをイメージしながら、相談者の命の危険度1~5について、それぞれ仮想事例を使って、対応例と解析結果を掲載しています。
相談データについては、匿名化作業を行ったうえで、群馬大学に解析を依頼しました。
解析結果については「論説」に掲載しています。
1.「デート DV 相談におけるチャット記録を対象とした 自然言語解析と主要キーワード抽出の試み」
群馬大学医学部附属病院システム統合センタ̶ 准教授 鳥飼幸太氏
2. 「 デートDV相談事業における危険度の査定に関する研究
~チャット相談「文字による対話」の今後の可能性~」
群馬大学ダイバーシティ推進センター 副センター長 長安めぐみ氏
解析を受けての相談員の感想も。内容は以下の通りです。<A4サイズ:35ページ リリース:2022年3月>
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