2015年2月、川崎の多摩川河川敷で悲しい事件がありました。
山も海もそして、多摩川もある自然豊かなふるさと、川崎から、一人ひとりの子どものいのちを大切にしよう、との願いを込めて「いのちキャンペーン~川崎から愛を込めて~」がスタートしました。
「いのちキャンペーン〜川崎から愛を込めて〜」では、10代の子どもたちを被害者にも加害者にもしないために「どんな理由があっても、暴力を振るわれていい人はひとりもいない」という人権を伝えるCAP(子どもへの暴力防止)を川崎市内の中学校で実施するための寄付を募っています。
中学生には「困ったときは相談してほしい」ことを伝え、中学生をとりまくおとな(教職員や保護者、地域の人)には子どもから相談されたときの対応方法を伝え、事件の再発防止を目指します。
川崎市内の中学校で「中学生暴力防止プログラム」を実施します。
中学生暴力防止プログラムの内容
子どもワークショップ
- すべての子どもに安心・自信・自由の権利があることを伝えます。どんな理由があっても暴力にあっていい人はいないことを伝えます。
- いじめ、性暴力、体罰などについて何ができるか?寸劇を交え、グループディスカッションを通してできることをクラス単位で子どもたちと一緒に考えていきます。
おとなワークショップ
子どもワークショップの模擬体験をしながら、「子どもの話を聴く」ということが大きなテーマとなります。子どもワークショップを開催の場合は必ず、おとなワークショップの実施をお願いしています。
- すべての子どもに安心・自信・自由の権利があることを伝えます。どんな理由があっても暴力にあっていい人はいないことを伝えます。
- いじめ、性暴力、体罰などについて何ができるか?寸劇を交え、グループディスカッションを通してできることをクラス単位で子どもたちと一緒に考えていきます。
地域のおとなと子どもをつなぐCAP
おとなもみな10代の頃がありました。
中学生時代、親からの期待、友だちからの評価、勉強のこと、部活に恋愛…、日々の暮らしに人知れず生きづらさを感じ、考えていた時代だったのではないでしょうか。
おとなになり、初めてCAPに出会ったとき、「おとなに相談してもいい」、「ひとりひとり権利をもつ大切な人」、「暴力を振るわれいい人はひとりもいない」…、中学生時代の自分もそんなメッセージを受けたかったとそう心から思った、CAPに参加したおとなからもそんな声が届きます。
中学生暴力防止プログラムこそ、いま中学生に必要なものだと考えます。
中学生の感想
中学生暴力防止プログラム実施校
<2016年度> |
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金程中 2年生4クラス |
枡形中 1年生4クラス |
臨港中 1年生4クラス |
西生田中 1年生5クラス |
大師中 1年生4クラス |
<2017年度> |
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金程中 2年生4クラス |
枡形中 1年生4クラス |
臨港中 1年生4クラス |
玉川中 1年生4クラス |
南菅中 3年生4クラス |
大師中 1年生4クラス |
<2018年度> |
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西生田中 2年生5クラス |
南菅中 2年生3クラス |
臨港中 1年生4クラス |
枡形中 1年生4クラス |
大師中 1年生6クラス |
<2019年度> |
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王禅寺中央中 2年生4クラス |
南生田中 1年生4クラス |
枡形中 1年生3クラス |
大師中 1年生6クラス |
<2020年度> |
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大師中1年生7クラス |
王禅寺中央中2年生4クラス |
川崎市内で寄付を呼びかけています。
寄付の方法
(1)銀行からのお振込み
金融機関名: ゆうちょ銀行
口座名: エンパワメントかながわ
預金種目: 当座預金
店名:〇二九店(ゼロニキユウ店)
口座番号 0078045
(2)ゆうちょ払込取扱票でお支払い
口座記号: 002003
口座番号: 78045
加入者名: エンパワメントかながわ
(3)クレジットカード決済
【3,000円】、【5,000円】、【10,000円】、【30,000円】、【50,000円】からお選びいただけます。
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