2020年 子どもしゃべり場の開設
2020年3月、緊急事態宣言と共に学校は休校。新型コロナウイルス感染症拡大によって、私たちの生活様式は大きく変わりました。
学校へ行きたくても行けない、友だちに会えない、テレビからは毎日「コロナは危険だ」「コロナにかかると、死んでしまう」等の報道。緊急事態宣言によって生活が困窮、感染に困惑するおとなの姿ばかりが伝えられていきました。
常にその傍らにいる子どもたちはどんな思いをしているのだろう。子どもに寄り添い、安心を守るためにできることはないか。子どもたちが自分の気持ちを話せる場を作りたい。そんな思いでスタートしたのが、「子どもしゃべり場」です。
連絡用ツールとして子どもたちの間にも広がっている無料通信アプリLINEを活用し、2020年4月に開設しました。
2021年 子どもしゃべり場継続
新型コロナウイルス感染症の変異株が拡大、終息が見えないなか、2021年度がスタート。
健康チェック、マスク、換気など、新しい生活様式での学校生活が再開しました。
コロナ禍、虐待件数の増加など、子どもたちと家族を巡る状況も変化し、2021年度も継続して開催した「子どもしゃべり場」では、さまざまな問題や悩みを抱える子どもたちと繋がるきっかけになりました。